知らない方も多いと思いますが、『車の色による事故率の違い』は、確かに存在しています。保険料の明確な設定がなされていないのは、車の販売に、大きく影響を及ぼすからです。
しかし、近い将来、車の色による保険料の区分けも、あるかも知れませんが…。ちなみに、事故率の低い車の色は、「白」だと言われいます。
車を買い替えた場合、それまで乗っていた車と、新しく買い替えた車種・使用目的によって保険料も変わってきます。
同じ車種・同じ用途(通勤orレジャー)の車に買い替えたときは、「車両入れ替え」という手続きになり、等級もそのままで引き継ぐことができます。
自家用普通乗用車(3ナンバー車)、自家用小型乗用車(5・7ナンバー車)、自家用軽四輪乗用車(軽5・軽8ナンバー車)、自家用小型貨物車(4ナンバー車)、自家用軽四輪貨物車(軽4・軽6ナンバー車)は、自家用5種と呼ばれ、その自家用5種間で買い替えたときには、場合は、車両クラス別の差額の支払いで、同じ等級を引き継ぐことができます。
自家用5種から、特殊用途自動車(キャンピングカーなど)に買い替えたとき、自家用5種とキャンピングカーとの入れ替えの場合、それまでの等級を引き継ぐことが出来ますが、現在の契約をいったん解約し、新規に契約をする必要があります。
また、1台目の車を所有していて、2台目の車を購入して保険をかける場合、「複数所有自動車割引」という制度を利用することが出来ます。この制度を利用すれば、最大で20%の割引が可能となります。ただし、「所有者が同じ」「自家用5種のみ」「所有する車が9台以下」のほか「5年以上無事故」の条件が必要となります。
つまり優良ドライバーのみこの制度が利用できるということになります。一般的にはドライバーの年齢条件によって以下のようになります。
- ドライバーが26歳以上・・・20%割引
- ドライバーが21歳以上26歳未満・・・10%割引
- ドライバーの年齢を問わない ・・・10%割り増し(1台目を新規契約時30%割増が普通のため、実際20%割引となります)
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