自動車保険のCMなどで、『リスク細分型』という言葉を聞いたり、見たりされたことがあると思います。
ちなみに、保険業法施行規則によれば、年齢/性別/運転歴/使用目的/使用状況(年間走行距離など)/車種/安全装備(エアバッグ・ABS・衝突安全ボディなど)/所有台数/地域 という9つのリスク要因で保険料に差をつけてもよいことになっています。
リスク細分型とは、自動車事故を起こす確率の高さを、いくつかの基準でふるいにかけ、事故率の低い加入者に保険料割引のメリットを享受させよう!というものです。
しかし、すべてのドライバーの保険料がリスク細分型を選択することによって、保険料が安くなるわけではありません。
CMを見ていると、「リスク細分型」=「保険料が安い」というイメージを抱いてしまいますが、逆に、事故率の高い部類の加入者にとっては、保険料がこれまで以上に高くなる可能性があるということも認識しておく必要があります。
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